織のインテリア
西陣織美術工芸几帳について
平安貴族の住まいに几帳は大切な役目をはたしておりました。
部屋のしきりに用いたり、時には女性の傍らに立てて目隠しとし、
また風よけの役割もしておりました。
王朝文学にもよく部屋内の描写に敬見されます。
最近では、西陣織で几帳を新調すると相当高く付くと云うことで、
友禅の布施が出てきておりますが、この几帳は美術工芸品と
云うべき西陣織をもっと身近にお楽しみ頂きたく、創作致しました。
西陣織の最高級の帯地技術を生かし布の光沢、金銀箔の煌めき、
何れも選りすぐりの素材と几帳にあった文様を特別に作り、優雅な、
そして豪華な意匠で現代風に甦らせました。
創立以来、ひたすらに本当に価値あるものをお届けすべく研磨を
重ねてまいりました弊社の自信の作でございます。
どうぞ玄関口、広間、別室の最高のインテリアとしてお役に
立たせて下さいませ。
織元謹製
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